日経ビジネスONLINE 連載: ドラッカーと考える「民主主義と経営」

Transform co-founder 藤田 勝利が2014年より連載を続けている、日経ビジネスONLINEの最新の記事をご紹介します。

 

ドラッカーと考える「民主主義と経営」

 

前回のコラムでは、「ティール組織」(フレデリック・ラルー著、鈴木立哉訳、嘉村賢州解説、英治出版、2018年。原題「Reinventing Organizations」)で話しをされている、階層も上下関係もなく、社員に責任と権限が委譲され、「セルフ・マネジメント」(自主経営)を前提に動く組織、まさに民主主義について触れました。

 

その後、11/6に行われた米国の中間選挙の結果や、ブラジルで新たに誕生した「ミニトランプ 」と揶揄されるほどの過激な言動で国民の熱狂的な支持を得ている大統領など、今回のコラムでは、「社会」に目を向けると状況が対照的に見えることに触れていきます。

 

この問題を解決できるのは誰でしょうか。政治家でしょうか。経済学者でしょうか。ピーター・ドラッカーは、一人一人の身近にある会社や職場の「マネジメント」がこの問題を解決する鍵だと断言しました。

 

私たちが「マネジメント」を学び、それを自ら実践することがなぜ、民主主義を守り前進させる鍵になるのか。本コラムの最終回では、その理由と方法について、皆さんと一緒に探っていきたいと思います。

 

記事:http://bit.ly/TFKF1128