【イベントレポート】第2回オンラインセッション開催 「新しい日常と向き合う」

3月26日の初オンラインセッション(ブログはこちら)に引き続き、
2020年4月19日に第2回オンラインセッション「新しい日常と向き合う」を開催しました。

 

 

日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアと世界中からお申し込みくださった参加者は、総勢158名。

スクリーン越しのセッションにも関わらず、参加者の皆さんの様々な感情ーーー
先が見えない不安や恐れ、制約の中であぶり出された自我、サポートしてくださる方々への感謝などーーー、ありのままの全ての感情が優しく包まれるような温かい雰囲気の中でセッションは行われました。
日常に向き合うためのヒントを得ただけでなく、「エネルギーや勇気が自らの内側にわき起こり、心に残る体験になった」といった感想も多数寄せられました。

セッションは前回ジェレミー・ハンターがシェアしたセルフマネジメントの3つのポイントを中心に、さらにそれを深め、体感するワークが行われました。

3つのポイント

①今、この瞬間に自分が経験していることを認めること
②自分の素直な感情を受け入れること
③意識を良いところに向けること

①のポイントについては、経験している「こと(事実)」だけでなく、それによって「どう感じているか」「自分の身体でどんなことが起きているか」も含めて認識することが重要になります。自分に何が起こっているのかを正確に認識することで、次の選択肢を広げ、その中からより良いものを選ぶことができるからです。

実際に少し時間を取り、今の状況に対してどう感じているかを静かに内観してみました。
その結果がこちら。

 

立ち止まり、静かに自分の内側を見てみると、普段自分が自覚していない感情や感覚も浮き彫りになってくるようです。

そして、②のポイントでは自分の感情を受け入れ、サーフィンのように波乗りをしていくと良いとのこと。
決して「感情を押し込めて、無かったことにする」ことや、必要以上に「増幅させてぶちまける」ことはしないように。
ただただありのままに受け入れていくと、いずれ心が安定するそうです。

さらに今回のセッションでジェレミーが力説したのが③のポイントです。

「コロナによる外出自粛やそれに伴う経済的危機、この状態はいつ終わるのだろう?」

誰もが感じている不安ですが、それはいくら考えても答えがない問い。

そういった答えがない問いに執着せず、手放す。
そして私たちが今すべきことは、将来を見据えつつも、目の前にフォーカスすること。

制約がある状況下においても、どうすれば新しく創造的なことを生み出せるかに意識を向け、知恵を絞ることこそが、私たちが不安から解放され、新しい日常に向き会うことができる大切なポイントであるとジェレミーは強調します。

 

最後に、私たちが意識を”良いこと”に向けると、実際にどのような変化が自分に起こるかを体感するワークを行いました。
ワーク後に改めて「今、どう感じているか」を内観したものがこちら。

 

最初に内観した時とは大きく感情が変わっていますね。
「不安」から「感謝」へ。

参加者の皆さんは、外側の環境が変わらずとも、自分が意識をどこに向けるか次第で、自分を癒し、後押ししてくれるポジティブなエネルギーが簡単にわき起こるという経験により、セルフマネジメントのパワフルさを体感できたのではないかと思います。

 

 

ジェレミーはこのオンラインセッションを通じて、参加者に考えてほしいことがあると言います。

「このカオスの海の中で、どうすれば”静寂あふれる穏やかな島”を作ることができるか。そしてどうすればその島をもっと広げることができるか。」

未曾有の終わりが見えない危機のもと、不安や疲れを感じている方々がこのセッションを通して少しでも穏やかな時間を過ごしてくださり、セルフマネジメントの可能性を感じてくださったとすれば、ジェレミーをはじめ、Transformのスタッフはとても嬉しく感じます。
またスクリーン越しに、いえ、実際にお会いできれる日が早く来ることを願っています。

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次回のオンラインセッション
タイトル: 新しい日常と向き合う
5月11日(月) 12:00-13:15
お申し込みはこちらから