【イベントレポート】第7回オンラインセッション「新しい日常と向き合う」
3/10(水)にオンラインセッション「新しい日常と向き合う」を開催しました。
開始から1年、参加者の変化やどのようにセルフマネジメントのスキルを使って自分をマネージするかのエッセンスが詰まっていた第7回のイベントレポートをご紹介します。
約1年前に開催したイベントのレポートはこちらからご覧いただけます。
このオンラインセッションで毎回参加者に伺っている「今の感情を一言で表す」ワーク。1年前を比べると少しポジティブな言葉が多くなり、言葉の幅が多くなった印象を受けますが、やはり「不安」と感じる方が多いと感じます。
今回はちょうど東日本大震災から10年を迎えたタイミングと重なり、多くの方が震災関連のニュースに触れていたこともあり、震災にまつわるワードも見受けられます。
1年前と比べると「先が見えない不安」から「不安だけど期待もある」というニュアンスに変わって来ている印象です。
今回のセッションでジェレミーが特に強調していたメッセージは、
「今何を経験しているか、どこのアテンションが向いているか」
ということです。
何かが起きている瞬間にアテンション(意識)を向けることの大切さをいつも伝えていますが、今回は特に「感情」にフォーカスしていました。
反応的に沸き起こる感情をコントロールしようとするのは難しいものですが、ジェレミーは「沸き起こった感情をコントロールして押し殺そうとしたり、我慢したり、爆発させるのではなく、受け入れることが何よりも大切」と言います。
なぜなら感情は自分の価値判断で何かを捉えるための情報だからです。
せっかく自分の内側から何かを伝えようとしている情報に反発したり、聞かなかったことにするのはとてももったいないことです。
それよりも沸き起こった感情を受け入れ、自分の内側に意識を向けて、今後のために今できる行動が何か、自分をよくするために今できることが何かを考えて行動に変えてみると、反応的な感情をコントロールしようとした行動よりも、自分が得たい結果に繋がりやすくなります。
一朝一夕で会得できるスキルではありませんが、感情が沸き上がった時、何かの出来事の瞬間に意識を向ける練習を日々チャレンジすると、少しずつ自分の内側に意識を向けることができます。
この意識を向ける先を変えるだけで、大きな変化となります。
それがセッションの最後に行うエクササイズです。
自分を支えてくれる人、自分が支えている誰かをイメージして意識を向けるだけで、「今の感情を一言で表す」ワークに出てくる言葉が大きく変わります。
それだけ意識を向ける方向が大切だということがわかります。
ぜひ日々の生活でもアテンションを自分の内側や良いところに向けて、その変化を味わってください。
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【今後開催予定のプログラム】
自分の内側にアテンションを向ける練習を実践を交えながらより深く学べるStep1が4/8からスタートします。その開催に先駆け事前体験会を講師の稲墻聡一郎が実施します。
■【無料オンライン事前体験会】Transform Step1: Creating Choices~変化が大きな時代に必須となる、セルフマネジメント・リーダーシップ開発プログラム~
日程:3/26(金)19:00-20:30
場所:オンライン
詳細、お申し込みなどはこちらをご覧ください。
■Transform Step1: Creating Choices~変化が大きな時代に必須となる、 セルフマネジメント・リーダーシップ開発プログラム~
日程:
前編:
Day1: 2021/4/8 (木) 19:00−21:30(オンライン、休憩含)
Day2: 2021/4/22 (木) 19:00−21:30(オンライン、休憩含)
Day3: 2021/5/6 (木) 19:00−21:30(オンライン、休憩含)
後編:
Day1: 2021/5/20 (木) 19:00−21:30(オンライン、休憩含)
Day2: 2021/6/3 (木) 19:00−21:30(オンライン、休憩含)
Day3: 2021/6/17 (木) 19:00−21:30(オンライン、休憩含)
場所:オンライン
詳細、お申し込みなどはこちらをご覧ください。