【動画紹介】ジェレミーが語る、お気に入りのドラッカーの言葉── “Perception”(知覚)がすべての始まり

今回は、ドラッカー・スクールのYouTubeチャンネルにアップロードされた動画

「My Favorite Drucker Quote – Vijay Sathe + Jeremy Hunter」 をご紹介します。(動画はブログ最下部からご視聴いただけます)

登場するのは、Transformの共同経営者/パートナーであり、米ピーター・F・ドラッカー大学院教授のジェレミー・ハンターと、同大学院で戦略や組織変革を教えるヴィジェイ・サテ(Vijay Sathe)教授。

それぞれが、自身にとって特に印象深いピーター・ドラッカーの言葉を取り上げ、そこに込められた深い示唆を語っています。

ドラッカー・スクールに留学した稲墻が大きなインパクトを受けた、その後の人生の変化のきっかけをつくってくれた二人の授業。この短い対話の中には、私たちが日々の仕事や人生において、何に焦点を当てるべきかのヒントが詰まっています。

◆ ヴィジェイ・サテ教授が語る:「強みの上に築き、弱みを無意味にせよ」

ヴィジェイ・サテ教授が選んだのは、ピーター・ドラッカーの次の言葉:

「自分の強みの上に築き、自分の弱みを無意味にせよ

(Build on your strengths and make your weaknesses irrelevant.)」

私たちはつい「足りないもの」に目を向けがちですが、サテ教授はこの言葉を通じて、

  • 「すでにあるものの上に築く」視点
  • 「自分を補完してくれる人々と共にある」重要性

の2点を強調しています。

ドラッカー・スクールで戦略や組織変革を教えるヴィジェイ・サテ教授は、リーダーやエグゼクティブにとって欠かせないこの視点を、ドラッカーの言葉とともに紹介しています。

◆ ジェレミー・ハンターが語る:「知覚は分析よりも重要である」

ジェレミーが紹介するのは、ピーター・ドラッカーのこの一言:

「知覚は分析よりも重要である

(Perception is more important than analysis.)」

彼はこう語ります。

「私たちは「考える」訓練はおおいに受けてきたが、「見る(観る)」訓練は受けていない

(We’ve over-trained people to think, but we haven’t trained them to see)」

「もし目の前にある現実が見えなければ、それにどう適応できるのか?

(If you can’t see the reality that’s right in front of you, how do you have any chance of adapting to it?)」

ジェレミーの探究の中心には、「人が自分自身と世界との関係性をより明確に見ること」があります。

それは、「今、ここで起きていること」を正確に捉え、変化に対応し、より効果的に行動するための土台となるからです。

ドラッカーの思想が現代にどのように根付いているのか、そして、自己理解とリーダーシップの本質に迫る動画です。

ぜひご覧ください。

※動画は英語ですが、日本語字幕は「設定」から選択して表示できます。

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