参加者インタビュー:自分起点で自分の状態をより良く変えていけることを実感できた

「Transformのプログラムに参加して、どんな新たな選択肢がうまれたのか?どんな変化が起きたのか?」は人によって違います。そして、「自分で新たな選択肢を生み出せるようになる、結果を変えられるようになる」と言っても、イメージがわかないというご意見も頂きます。

そんな疑問にお応えするために、プログラム参加者のリアルな体験や変化をインタビュー形式でご紹介します。

こちらでは、「自分起点で自分の状態をより良く変えていけることを実感できた」という株式会社LetterMe 代表取締役 西村静香さんのストーリーをご紹介します。

自分起点で自分の状態をより良く変えていけることを実感できた

西村静香さん
株式会社LetterMe 代表取締役


受講を決めたとき、あなたの人生にはどんなことが起こっていましたか?

地に足がついた「良い状態」が、人生で初めて得られはじめているような時期でした。うわついている感じもなく、手ごたえのある良い状態で、今の自分はこれまでの自分の行動や積み重ねの上にあるという実感がありました。これが続けばいいな、なんかいいぞいいぞ、みたいな感覚でしたね。

ご自身の良い状態を、身体の感覚や、感情面や、体調面であったり、またはビジネスをやっていくうえでどのようなところに感じたのでしょうか?

そうですね、まず身体が軽やかな感覚はありましたね。夏ぐらいから運動をするようになり、どこかへ歩いていくにしても、すごく体が軽やかだったんです。気持ちとしてもとても穏やかで、なにかいいことがパーンとあったとしても別に興奮するわけでもなく「よしよし来たぞ」って感じでしたし、悪いことがあっても「何とかできるかな」と思っていたから感情のブレもありませんでした。あとは、ごはんが美味しいとか、よく眠れるとか、基礎的なところも含めて生活の質がとても上がってきていたんですよね。

そのような良い状態の時に受けていただいたStep 1プログラムには、どんなことを期待していましたか? それは実現しましたか?

ここ最近、良い状態だなって感じられていた一方で、この良い状態は長く続かないんじゃないかっていうのも過去からの実感としてありました。そういう不安もある中でプログラムを受講したので、この良い状態がさらに良くなって、より長く続いてくれることに繋がるといいなと思っていました。良い状態のまま、自分を積み上げていくような感覚で一歩一歩踏みしめながらさらに進んでいきたい、そんなことをプログラムの冒頭で思っていました。

私の性格上、何か突発的な機会によって一気に状況がよくなるより、小さな実績を一つひとつ積み上げて成果を出していく感覚のほうが好きなので、そういうインプットを求めていたタイミングでもあったんです。だからプログラムを受けてみて、その積み上げていく感覚の大事さをあらためて知識として得ることができました。自分の余白、睡眠、食事とか、そのリズムがあるからこそパフォーマンスがいいんだということがわかってきたので、実感として良い状態である自分を保ち続けられています。

今はすごく良い状態にいて、これから急に忙しくなることが分かっているんですが、そんな時も事前に準備すれば「いける」と思えるんです。今後結婚したり、子供を持つような生活になったり、もしくは親の介護も遠い未来の話ではないので、そういうことが人生の中で起きると想像した時に、「セルフマネジメントって本当に大切だな」とあらためて実感しています。

セルフマネジメントプログラムの中でも特に印象に残っているフレームワークはありますか?

レジリエンスゾーンのフレームワークにあるグリーン、レッド、ブラックという概念が言葉としてあるだけでもそこへの意識につながるので、すごくいいなって思いますね。

あとは、IRマップがフレームワークとして残っています。

いま目の前にある「自分が望まないこと」って、自分の意図と思考のズレから起こっているものなんですよね。そこに気づいた上で、IRマップに沿ってまずは意図から始めて、物事を掘り下げながらワークをやっていくと、望む結果が目の前に現れるんですよね。それがすごく良かったです。要は、すべて自分起点で変えていけるということを実感できるので。

IRマップで使用した私の課題は、【料理のレパートリーがもっと増えたらいいのにと思いながらもいつも同じもの作っちゃう】でした。そのワークを自分で分解してみたら、完璧にしないといけないと思いすぎていたことに気づいて。料理の基礎をちゃんと学んでおかないと色々できないという思い込みがあったから、レパートリーを広げていくことができなかったということに気づいたんです。

そこに気づいてからは、スーパーでの買い物が楽しくなって、今実際に料理のバリエーションが増えてきています。

このように、IRマップを通じて行動が変わり、いろんなことが変わりだしました。これを崇高な人生の命題みたいなことに使うのではなくて、目の前の小さなことを変えていくっていう体験はすごく面白かったです。

そういう小さな変化を積み重ねながら、瞬間のマネジメントができたり、自分が望むものになれたりすると、変えられるものから変えていこうというマインドになるので、そこもいいですよね。目の前の小さなことをテーマに扱いながら意識してみることで、きっと大きなテーマにも気が向いていったり、できるって思い始められたりするんだと感じました。

IRマップ 書籍p167,169参照

プログラムで実際にやるワークによって、あなたの内側と外側で何が変化しましたか?

そうですね。プログラムに参加せずこの 3 ヶ月を過ごしていたら「なんとなくいい感じ」で終わっていたかもしれません。実際あの場に参加して、インプットあり、アウトプットあり、かつ自分はうまくやれているということを実感できたので、内面の変化としては「なんとなく今いいんだよね」ではなくて、私にはセルフマネジメント力があるんだと気づけたのは得たものとして大きかったです。

外側の変化としては、レッドゾーンに入りそうな状況も乗り越えていける力を持てたことで、自信もつきました。もちろん、まだまだ人生修行中ですけどね。

受講中に起きた変化はありましたか?

最近人間関係がとてもいいんです。それは多分私がいま心理的に誰にも依存していなくて、そういう意味で自分のことを自分でセルフマネジメントできているからなのかなと。周りの友人や、家族や、色々ある関係性に過度に期待することなく関われているので、コミュニケーションエラーが起きることが少ないように思います。

自分が良い状態でいるために、周りの人との関係を築くために割く時間とかエネルギーをだいぶ限定できている感覚はあって。なので、自分のバランスが崩れてしまうぐらい誰かに時間を切り売りする、みたいなことはなくなってきています。コントロールでできることとできないことの選別も必要であり、じゃあ何をコントロールできるか?みたいな部分にも意識が向き始めているんだと思います。

プログラム参加後に新しく始めた、または逆に手放した習慣や行動はありましたか?

今本当にこれが大事だから続けよう、って思っているのがお風呂の中で歌を歌うことで(笑)。お風呂で歌うことが私のストレスをリセットする一種のデトックスの時間として機能していて、その時間はまさしくセルフマネジメントなんだなと気づいたのは大きかったです。

自分のケアみたいな感覚に昇華されたのと、それぐらい自分のケアを大事にすることの優先度が高まったということが一貫して感じられています。

学んだことを日常生活の中で使ったときのエピソードを教えてください。何が起こったのか?そして、結果はどうでしたか?

レッドになったな、グリーンに戻らないと、っていうのは日常で意識していますし、実践している気がしますね。それは身体の感覚とその状態としても関与していて、身体感覚を意識することもやっていますね。

前は体の状態がしんどかったり、その日の天気に対しての身体の反応があったりする中で、いちいちメンタルまで一緒に下げてしまっていたことが結構あったんです。そういう時、なんで自分はこんなに頑張れないんだろう? って自信をなくすほうにメンタルを持っていきがちで、ブレる感じもありました。

でも最近ではそういうことに気づけるようになってきたので、無理な日はとことん無理だから休む、また元気になった私に頑張ってもらおうって思えるというか。無理と言えるようになってから、頑張れる時の私のパフォーマンスの度合いも高くなりました。何倍かはわからないですけど、その時びっくりするぐらいのパフォーマンスを出せるから、そこに託せるようになってきました。だから大丈夫、今休んでも平気って、罪悪感なくちゃんと休めるようになりましたね。

ほかと比べてみてTransformはどのようなところが違いますか?また、Transformのプログラムの価値とはなんでしょうか?

Transformのプログラムでまず感じたのは、トーンがフラットなことですね。セミナーとかプログラムって、提供する側がモチベーションを高めたり、みんな変化を促すので、エネルギーレベルで言ったら高いポジティブゾーンで参加しないといけないように感じることも多いんです。でもTransformにはそれがなくて、みんなが素な感じ。ファシリテーターのみなさんのトーンも素な感じで、熱くもなく、スピリチュアルすぎず。そういう意味では、プログラムのあり方そのものがセルフマネジメントを体現していました。

学んだことをじわじわと自分のものにしていって、自分の中で試行錯誤しながら「ああこれか」って気づいていくプロセスがセルフマネジメントだとしたら、それを押し付けもせず、参加者がそれぞれの時間の中で気づきを得て、そしてそれぞれの答えのすり合わせをしていける感じがありました。案外あまりない場なのかなとも感じますし、私は参加しやすかったです

最後に、プログラムを受けようか迷っている人に向けてメッセージをお願いします。

めっちゃ人生変わるよ〜みたいなテンションで誘うものでもないし、押し付けていくものでもないんですが、参加のタイミングが合えば、気づける人には気づけると思います。

自分が自分の人生を作っていけると信じられたり、そういう人生を歩んでいきたいと感じている人には、それこそ材料としていろんなエッセンスをもらえる場なので、参加されるとより深まるんじゃないかなと思います。

自分の未来を信じられる人は、ぜひ参加してみるといいという気がしますね。


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