参加者インタビュー:中島規之さん~過去に起きたことに対して今も怒り続けていた〜
「Transformのプログラムに参加して、どんな新たな選択肢がうまれたのか?どんな変化が起きたのか?」は人によって違います。そして、「自分で新たな選択肢を生み出せるようになる、結果を変えられるようになる」と言っても、イメージがわかないというご意見も頂きます。
そんな疑問にお応えするために、プログラム参加者のリアルな体験や変化をインタビュー形式でご紹介します。
シリーズ第1弾は、自分をコントロールできず、誰も得をしないような環境を自ら作り出していたという中島さんのストーリーをご紹介します。
中島さんが受講されたプログラム
step1:https://transform-your-world.com/_sys/step1_report_202204/
step2:https://transform-your-world.com/_sys/step2-20201108_2/
step3:https://transform-your-world.com/_sys/step3-20201207/
【Transform プログラムとの出会いとインパクト】
Q.早速ですが、 受講を決めたとき、あなたの人生にはどんなことが起こっていましたか?
いなさん(稲墻)に会って、セルフマネジメントの話を聞いたのが大きな理由の一つ。当時はプライベートでの課題や関わっている企業の立て直しなど、辛いものが全部のしかかるタイミングだった。
その中で「自分のことをコントロールするための科学的なスキルが存在するんだ!」というのが衝撃的で。
以前からマインドフルネス、ヨガ、瞑想などはやっていたし、自分が仕事で関わっている「ウンログ」を通して自己観察はやってたけど、体系的なものがあるとはじめて知った。
これをやらないと自分はダメになる、荒波に飲み込まれてしまう・・と直感的に感じた。
Q.プログラムのどんなことに期待していましたか?それは実現しましたか? 何が変わりましたか?
参加したプログラムはどれも実践的だったけど、特にStep2 (感情を扱うプログラム) が衝撃的だった。
「瞬間は「快・不快」から始まっているんだ!」「その感覚を、自分が無意識に何らかのストーリーと紐づけているんだ!」ということが体験的に理解できた。
そして、
「自分が今まで経験してきたストーリーと今(の瞬間)を切り分けることができるんだ」
「自分が望む方向に進んで行けるんだ」
「自分のモヤモヤって分解できるんだ」
みたいに、目からウロコの体験が続いて。
Step1 (*) でやるIRマップは強力なツールだけど、「瞬間に起こる感覚や感情に気づいてマネジメントしなければ、実は結果を変えにくい」ってことがStep2では学べたと思う。
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IRマップとは?
意図しなかった結果(望まない結果)が起きた時、自分の内側で何が起きていたのか、また意図する結果にするにはどのフェーズに変化をもたらさないといけないかが可視化できるツールです。
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また、歩くワーク (*) も衝撃的だった。(*Step2で実施するワークの一つ)
こんなにたくさんの感情を瞬間的に感じて、勝手にストーリーを紐付けて生きている。
これは実際にやってみて初めて初めて気づけた。頭でわかるのと全然違う体験だった。
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歩くワークとは?
室内外を歩きながら、自分の「快・不快」に意識を向けて気づくワーク。
普段意識していないものに意識を向けることで、自分の感覚に気づくと同時に日常でいかに自動操縦モードで過ごしているかを体験します。
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本でレジリエンスゾーンの考え方(書籍P.100図表13 P.104図表14 P.107図表1)を知っていたので、ある程度できる気になっていた。けれどもStep2に参加して、その深さがだいぶ違うと感じた。瞬間に起きていることを切り分けられるって、こんなにインパクトがあるんだって。
Q. どんなことが起こりましたか?
実際に成果がでたと感じている。
まず、会社は黒字転換し、V字回復した。
これはセルフマネジメントが大きく寄与した結果だと自分では感じている。
具体的に言うと、
まず自分が人に与える影響が変わった。
エグゼクティブに向けてコーチングをするときや、部下と接する時の影響力が、以前に比べて良いほうに強まり、ポジティブな働きかけができるようになった。そして、自分が良くない状態であることに気づいて、不機嫌な自分をコントロールできた瞬間が何度もあった。
「不機嫌の連鎖」を断つことができた
例えば、
朝の自分の体調に細やかに意識できるようになって、「このままだと今日は周りに悪い影響を与えるかもしれないから気をつけよう」と思えるようになった。そして、前まで無意識にやっていた「不機嫌の連鎖」を断つことができた。
また、周りに不機嫌な人がいても、自分と切り離すことができるようになったのも大きい。
これは、「不機嫌にならない」わけじゃない。それよりも、「自分が不機嫌なことに自分が気づけている」感じ。「あ、これは悪い影響を周りに与えそうだ」と事前に気づけるようになったことで、「今日1日は特に注意して過ごそう」と悪い結果になるのを事前に止めることができる。
もちろん、毎回成功するわけじゃない。自分が暴走するときあるけれども、それはそれで暴走している自分に気づけるようになったし、「また次から意識しよう」って前向きに思えるようになった。
Step2に参加した一つの大きな学びだが、「今この瞬間に集中すれば、感情とストーリーを切り離すことができる」と言うことに気づけた。これまでモヤがかかっていた部分が晴れた感じだった。
実際は、過去のストーリー(過去に自分に起きたこと)と今起きていることを知らず知らずに紐づけて、今起きていることじゃなくて、過去に自分が被った迷惑とかについて怒っている。これまでは、怒りを雪だるま式に溜め込んで、今起きていることじゃないことに対して怒り続けていた。
自分の人生が楽になったし、他の人もぜひこのスキルを知って欲しいと思う。人に対して思いやりが持てるし、人生がもっと楽に楽しくなると思う。
【一言で言うならば、私たちの価値とは何でしょうか?】
「自己観察力を上げるための修行ができる場」だと思う。
他の研修や施策にありがちな「思考が全て」ではなく、身体感覚や感情に重きを置いていて。この「身体感覚」は忘れがちだけど本当に大切だし、普段意識を向けていないから、最初はうまくできない。けど、意識を向け始めるとできるようになってくる。この修行がその時(プログラム当日)だけでなく日常でどうやるかを含めて知ることができる。
セルフマネジメントの極意って自分を観察する力があがることだと思うし、Transformは「身体感覚ベースの自己観察力を上げる理論と具体的な実践方法を伝えている」という、貴重な価値を持っているのだと思う。
<インタビューを受けてくださった中島さんのご紹介>
中島規之
大学卒業後、Webエンジニア、デザイナーを経て、ベンチャー企業で上場を経験した後、戦略PR会社で新規事業の立ち上げに携わりました。戦略PR会社では大手企業のPR業務で実績を積んだ後、宅配クリーニング会社のマーケティング責任者、ブランド/PR責任者として、会員数増加に尽力します。2018年、美容健康のための“腸活”をサポートするウンログ社の取締役兼CMOに就任。同役職と兼業する形で、2022年5月にNTTドコモに参画。現在も日本でセルフケア習慣が広まっていくように、ウンログとNTTドコモで事業作りを続けています。
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