個人プログラムのご紹介:【Step 2】感情のマネジメント

Transformの個人向けプログラムは大きく分けて3つあります。
こちらでは、Step 2の感情のマネジメントのプログラムについてご紹介させていただきます。

<現在開催中のプログラム一覧はこちらからご覧いただけます>


プログラム名:

Transform Step 2 – Controlling the Uncontrollable: 〜反応的な感情を自覚し、選択肢を広げる〜


瞬間・瞬間に起こる「反応的な感情」のメカニズムを理解し、どのようにマネジメントしていくか

「私は最近、ポジティブな感情、ネガティブな感情、という考え方をやめました。大切なのは『自分の中から湧き出てくる感情が、どのような役割を担っているか?』を理解することです。」

「感情は解決するものではなくて、体験するものです。どんな感情も永遠に続くものではありません。感情にそむいたり、衝動的に誰かに押し付けたりするのではなく、感情の流れを感じることが重要です。」

「感情はあなたの敵ではなくパートナーです。」

(ジェレミー・ハンター著「ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室」より)

セルフマネジメント・マインドフルネス研究と実践の第一人者、Drucker School of Management(通称:ドラッカー・スクール)MBA/Executive MBAの教授であり、Transform共同代表でもあるジェレミー・ハンターが、年に1度、全5回の「感情」にフォーカスしたプログラムを行います。(5回目はTransform共同代表の稲墻 聡一郎がリードします。)

 

【参加者の声】

・必ず自分のレンズを通して反応している、感情反応のプロセス、快不快に気づくことで手放す行為が可能になる、反応に対してエネルギーを注がなくても良くそうすることで余白が増える。

・外側で起きていることに、ただ反応して行動してしまうのではなく、自分の思い込みや感情の背景を知ることで、その反応が出てきたときに意識して選択肢を持てるようになる、それがスペースを持つことなのかなと思いました。

・感情に振り回される事が多く辛い事が多かったんですが、感情や思考の前に快・不快があること、不快に感じた時にケアする方法を学べたことは、参加できてよかったです。

 

—————————◆◇プログラムについて◇◆—————————

▼プログラム概要
このプログラムは、焦り・恐れ・不安・怒り・無力感などに代表される、瞬間・瞬間に起こる「反応的な感情」のメカニズムを理解し、どのようにマネジメントしていくかを体系的に学ぶプログラムです。通常は無意識に行なっている反応や選択、繰り返しているパターンを自覚し、それに伴う感情や思考の前提に気づき、意識的に自分が望む結果や変化につなげます。

 

▼このプログラムに参加して得られること
・マインドレスな反応のパターンがどのように作用しているか、どのようにそれを乗り越えるのかを学ぶ
・感情的な反応の「ロジック(論理)」について理解する
・より多くの可能性を認識するために、自身の知覚・視野を拡げる方法を習得する
・行き詰まった感情を解放し、そこから前進する方法を学ぶ

▼プログラムの特徴
セルフマネジメントプログラムと同様に、このプログラムは「具体的な成果」に焦点を当てています。科学的な知見(神経科学や心理学)を取り上げるとともに、ピーター・ドラッカーの経営理論とも密接につながっているのが特徴です。自分の内面的な経験を理解し、シフトすることを学ぶことによって、人は自分の思考・信念・思い込み・期待・判断・感情がどのように自分の選択や行動を狭めるのか、もしくは広げるかを観察することができます。

▼プログラムの進め方

このプログラムでは、「自分の日常」を道場として実践を続けます。日々の生活で起こるカオスを題材に、自分自身の内側の余白を育む場として使います。余白を自分の内側に持つ。その練習をする。その実践を続けることで、カオスな日常の中でも選択肢をうみ出し、結果を変えていける自分をつくります。

〜〜Jeremy Hunterからのメッセージ〜〜
(以下のメッセージは上記「プログラムについて」に全て含まれています)

How do you create inner freedom for effective action? We are often compelled by past experience to mindlessly repeat and recreate unwanted situations. These situations are often driven by how we mismanage our emotions. How do we break these patterns so that something more appropriate and effective can arise?
How do we also learn to see in a new way that reveals unseen potential and possibilities?
This course builds on the first one and focuses on understanding and deconstructing your reactive patterns. Once you understand how they work and how they can be transformed, you will gain the power to create a different and better life. You will become closer to the leader you wish to be.
You will learn:
How do your mindless reactive patterns work and how to break them. The “logic” of emotional reactions.
How to expand your perspective to see a wider palette of possibilities How to release stuck emotions to move forward.

(日本語)
結果につながる行動を選択するために、どうしたら内面(心)にスペース(ゆとり・余白)を生み出すことができるでしょうか。私たちはよく過去の経験にひきずられ、無意識のうちに望まない状況を、繰り返し引き起こしてしまいます。この要因は、感情について誤ったマネジメントをしていることです。より適した、結果につながる行動を生み出すために、どうしたらこの望まないパターンを終わらせることができるでしょうか。
また、どのようにしたら、自分のまだ見ぬ能力や、可能性に気づけるようになるのでしょうか?
このセッションでは、Step1: Creating Choices の続編として、自身の反応のパターンを理解し、分析することにフォーカスします。反応のパターンがどのように作用していて、どうしたらそれを変えていくことができるのかを理解することにより、それまでとは異なる、より良い人生を創り出す力を得ることができるでしょう。そうすることにより、私たちは、自分が理想とするリーダー像 に近づいていくことができるのです。

 

このセッションでは、次のことに取り組みます。

・マインドレスな反応のパターンがどのように作用し、どのようにそれを打破するのかを学ぶ
・感情的な反応の「ロジック(論理)」について理解する
・より多くの可能性を認識するために、自身の知覚・視野を拡げる方法を習得する
・行き詰まった感情を解放し、そこから前進する方法を学ぶ

 

<言語>
英語・日本語の混合(通訳あり。授業は通常英語ですが、基本的な日本語も理解されます。当日は通訳が入ります。)

<内容>
ワーク・ディスカッション・質疑応答等をおりまぜたワークショップスタイルです(※一部変更の可能性があります)

 

<講師紹介>
Jeremy Hunter (ジェレミーハンター)


クレアモント大学院大学 P・F・ドラッカー経営大学院 准教授
Transform 共同代表&パートナー
「Self Management」理論研究の第一人者
“人生の豊かさ(Wellbeing)”と“仕事のパフォーマンス最大化”について研究ミハイル・チクセントミハイ(世界的に著名な認知心理学者で「フロー」理論の提唱者)とともに、クレアモント大学院内にQuality Of Life Research Centerを設立
現在は、クレアモント大学院内に「Executive Mind Leadership Institute」を設立し、代表をつとめる
米トヨタ自動車営業、ロサンゼルス警察など、企業、公的機関含め多数の実績あり
ハーバード大学院 ケネディスクール修士
シカゴ大学 博士課程修了

 

<インタビュー記事>

♦NEWSPICKS対談記事第三弾「【セルフマネジメント】「コロナ後」の未来を、いかに紡ぐか」

♦NEWSPICKS対談記事第二弾「ドラッカーに学ぶ、セルフマネジメントの「本質」」

♦NEWSPICKS対談記事第一弾「【新】コロナ時代を生き延びるための「セルフマネジメント」」

♦Lifehacker「セルフマネジメントの第一人者ジェレミー・ハンター氏から学ぶ「自分を変えて未来が変わる設計図」の作り方」

♦日経ビジネス 2018年8月6日・13日合併号 P80(生産性を上げ、仕事の成果もあげるマインドフルネス)

♦Biz/Zine「マインドフルネス研究第一人者のジェレミー・ハンター氏が語る、本当の生産性改革とは?」

♦Nikkei Style「白河桃子 すごい働き方革命「頑張れ精神」は日本の毒 ドラッカー流は知的に休む」

♦TEDxOrangeCoast: How to change your future

♦Sansan Innovation Project 2019ライブ講義

♦BNL(Business Network Lab)「米ピーター・F・ドラッカー大学院の人気講座「セルフマネジメント」が、21世紀のビジネスに不可欠な理由」


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