【認定ファシリテーターインタビュー】中島規之さん

Transformの活動も丸5年が経ち、一緒にセルフマネジメントを広めてくれる仲間が増えました。

認定ファシリテーターの一人、中島さんが、認定ファシリテーターになろうと思った経緯、セルフマネジメントの知識を深め、伝える立場になりたいと思った経緯など、インタビュー形式でご紹介します。

認定ファシリテーター:中島規之さん

 

 

これまでの経歴など、簡単に自己紹介をお願いします

大学卒業後、Webエンジニア、デザイナーを経て、ベンチャー企業で上場を経験した後、戦略PR会社で新規事業の立ち上げに携わりました。戦略PR会社で大手企業のPR業務で実績を積んだ後、宅配クリーニング会社のマーケティング責任者、ブランド/PR責任者として、会員数増加に尽力しました。その後2018年に、美容健康のための“腸活”をサポートするウンログ社の取締役兼CMOに就任。同役職と兼業する形で、2022年5月にNTTドコモに参画。日本でセルフケア習慣が広まっていくように、現在ウンログとNTTドコモで事業作りを続けています。

あなたとTransformの出会いは?

稲墻さん(Transform co-founder:稲墻聡一郎(いながき そういちろう))との出会い。
友人と稲墻さんが主宰している変人会(Wyrd)を通じて、知り合いました。
稲墻さんがいつでも個人的にサポートしてくれるとのことで、カフェでセルフマネジメントの話を聞いたのが始まりでした。

セルフマネジメントの知識を深めたい理由は?

自分の実践だけでなく、伝えていけるようになりたいと思ったため。
セルフマネジメントのスキルを少し学んでいくと、知識として理解するだけでは難しく、日々の実践を通じて体験していかないと身に付かないことがわかります。
自分の実践をより深めつつ、周囲の人にも実践の助けとなるスキルが学べたらと思いました。

セルフマネジメントを伝えたいと思った理由は?

深く学んでみて、セルフマネジメントで学べるスキルを伝えることはとても難しいと思いました。
だからこそ、ビジネスでもプライベートでも、目に見える結果が変わった経験がある自分がやれることがあるのではないかと思いました。
セルフマネジメントは「自分の感情や思考に振り回されて、望まない結果を生んでいること」を減らしていくスキルと言えると思います。これを理解するには、さまざまな事例と実践を通じ、自身が体験して学ぶしかありません。伝えることで、私自身も深まりますし、一緒に実践しながら学ぶ仲間を増やしていくことができたら素晴らしいなと思います。

Transformのプログラムに関わっていて、自分の人生が変わったこと

始めた当時は、プライベートの課題や関わっている企業の立て直しなど、辛いものが全部のしかかるタイミングでした。プログラムを知る前の自分では、とても乗り越えられなかったと思います。

変わったのは、エグゼクティブに向けてコーチングをするときや同僚部下と接する時の影響力が、以前に比べて良いほうに強まりポジティブな働きかけができるようになったこと。自分が良くない状態であることに気づいて、不機嫌な自分をコントロールできた瞬間が何度もありました。「不機嫌にならない」わけじゃない。それよりも、「自分が不機嫌なことに自分が気づけている」感じです。「あ、これは悪い影響を周りに与えそうだ」と事前に気づけるようになったことがとても大きかったです。

今後どんな活動をしたいと思っていますか?

ウンログ社で実践する腸活法と、セルフマネジメントのスキルを組み合わせるプログラムづくりをしたいと思っています。
セルフマネジメントに、腸から健康になる食事法や生活習慣を取り入れると、人生における選択肢がもっと豊かになると思っています。そんなプログラムを作りたいと思っています。

どのコンテンツが好きですか?また好きな理由は?

①レジリエンスゾーン
自分の神経システムを理解する理論として、とてもパワフル。
この理論に基づくからこそ、精神論やスピリチュアルな領域と違った観点で学ぶことができると思います。
②Reactivity map
嫌なことが起きた時の反応に対して、瞬間的に自分に起きることを「分解できる」という学びはとても大きかったです。ここから自分の気づきの解像度が飛躍的に高まりました。

認定ファシリテーターになってよかったことは何ですか?

一人では、楽しんで深めるような実践はとても難しいです。「大人の社会科見学的」な、知的好奇心を探求し合ったり実践を深めたりできる仲間がいるのが、一番良かったことです。

今一番したいこと、私のここだけは知っててほしい!

これまで、腸活うんち専門家として、さまざまな活動を行ってきました。
私たちの体内には、100兆個以上とも言われる、私たち個人とは別の生き物である腸内細菌が住んでいます。腸内は、人体内にありながら外界なのです。

内なる世界と外の世界、2つの世界の状態に気づき、よりよい関係性を築くセルフマネジメントと、腸内環境を整えることはとても似通っていて、どちらにも共通していたり補完しあったりするスキルがあると思っています。


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