【イベントレポート】Transform Cafeドラッカー・スクールで学んだ「マネジメント」を語る会〜第2回:顧客を創造するということ〜マーケティングとイノベーション〜

第2回目のTransform cafeを5月12日(水)にオンラインで開催しました。

今回は第1回目の「マネジメント」に続き、「ドラッカー・スクールで学んだ「マネジメント」を語る会〜第2回:顧客を創造するということ〜マーケティングとイノベーション〜

」と題し、Transformのco-founderである藤田勝利の書籍「新版 ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント: 日経BP」の内容をご紹介しながらのセッションとなりました。

 

第1回目のイベントレポートはこちらです。

— 「顧客を創造する」をどれだけ意識できているか?

 

今回のテーマである「マーケティング」と「イノベーション」という言葉は「マネジメント」同様聞きなじみのある言葉です。ではこれらはなぜ大切なのでしょうか?
今回のTransform cafeの中で藤田は、「顧客を創造する」つまりファンを創る上で大切なスキルが「マーケティング」と「イノベーション」であると言います。

 

マーケティング:顧客が買いたい価値を知り、提供すること
イノベーション:顧客にとっての新しい価値を作り、提案すること

 

この2つに共通して言える鍵は、「目の前の一人をどれだけ重要視して大切にできるか?」であるとも言います。
なぜなら、顧客の求める価値を企業が誤解している場合もあるからです。
その誤解を生まないためにも「そもそも自分達の顧客はだれか?」を定義しておくことが大切です。この定義が違えば、ターゲットだけでなく求める成果も変わってきます。

セッションでは、参加者が考える「マーケティング」と「イノベーション」の定義が何かをはじめ、多くの質疑応答を含め、様々な視点でディスカッションを行うことができました。

— 「イノベーション」とは何か?

「イノベーションとは、一部の天才やひらめきやギャンブルではない。それは体系であり、仕事である。誰でも万尾、身につけることができる」(ドラッカー)

 

ドラッカーはこのように主張し、イノベーションは「誰でもできるもの」であるとしています。そして、イノベーションの鍵は「知覚」だと言います。
それは、顧客が「欲しい」物ではなく、「欲しくなるもの」が何かを知ることがイノベーションでは大切だからです。つまり、意識を向けるべきは既に誰かがやっている事ではなく、社会の変化で生じる解決するべきギャップが何かを知覚すること、そして変化をチャンスとして利用することだと言っています

一般的にはイノベーションはある種のひらめきであり、ひらめく人だけしかなし得ないものだと捉えがちですが、実はこのように体系的に誰でもできるものだということが、このセッションでも参加者の驚きになっていたようです。

 

第3回目は人と組織、会計、IT、コミュニケーションがテーマです。
セルフマネジメントが心臓部ならばマーケティングとイノベーションは両腕,
人と組織、会計、IT、コミュニケーションは両足です。
なぜ立つために必要な足なのか、これらの本質は何か?などご関心ありましたらぜひご参加ください。

 

【ドラッカー・スクールで学んだ「マネジメント」を語る会〜第3回:人と組織、会計、IT、コミュニケーション】

Transform cafeは参加者の皆様と対話型で意見交換をしながら進めてまいります。

 

====イベント概要====

日時:5月24日 (月) 18:30 – 20:00
参加費:無料
参加人数:20名程度

会場:オンライン
*少人数でのダイアログセッションとなりますので、
【zoom画面オン&会話OKな状態】でご参加いただければ嬉しいです。

 

詳細・お申し込みはこちらです。

 

参考書籍:可能であれば、事前に下記2つの書籍をお読みください
新版 ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント: 日経BP

ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室 ―― Transform Your Results:プレジデント社

       

 

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【今後開催予定のプログラム】

Transform: 変化の大きなこの時期に、卓越した人生を創りだす 〜内なるリーダーシップを育む〜

無料セッション「新しい日常と向き合う」の実践プログラムであり、全く新しい2日間のプログラムです。

 

<2日間のスケジュール概要>
6/5(土) 10:00-13:30 (30分のランチ休憩が入ります)(オンライン:Zoom予定)
6/19(土)10:00-13:30 (30分のランチ休憩が入ります)(オンライン:Zoom予定)

詳細・お申込みはこちらです。